最悪を想定なんかするもんか

◎「最悪を 想定なんか するもんか」


先週、六甲山での遭難がニュースになっていた。
記事を下にコピペしておきます。

骨折したままの5日間は、さぞ辛かったろう。
真冬でも真夏でも無かったのは不幸中の幸いだった。
大雨も降らなかったし。

下の記事には出てないが、別の記事には、
大月地獄谷でと書かれていた。

ワタシは行ったことのない道ですが、
手持ちの市販地図にはルートとして載っている。
平日とは言え、5日間、誰も通らなかったというのは、
ちょっと意外に感じました。

近くを人が通っても、
発見されにくい場所に入り込んでしまってたのか。


私は幸いなことに、山で大けがも、遭難した事もない。

もし携帯圏外の場所で一人で動けなくなったとしたら、
どれくらいで発見してもらえるかと、
歩きながら考えたりもする。

ここなら10分くらい、
あそこなら1時間、
もしやここだと明日までかかってしまうか、
そんな想像をしつつ歩く。
でも5日間も発見されぬ可能性は考えたこと無かった。

どうしても、こういうのは最悪を避けて想像しちゃうから。





2013/6/1 06:02

六甲山で5日間遭難 「草食べ、沢の水飲んだ」

神戸市灘区の六甲山中で31日午前に救助された男性は、
右足を骨折して5日間動けず、
「近くの草を食べ、沢の水を飲んでしのいだ」
と話していることが同日、
灘署への取材で分かった。

同署によると、男性は大阪市中央区在住の65歳。
31日午前10時10分ごろに登山者が発見し、119番。
約1時間半後、神戸市消防局がヘリコプターで救助した。
命に別条はない。

男性は26日午前6時に宝塚市内から六甲山に入った。
六甲高山植物園(灘区)を訪れた後、
東灘区方面へ下山しようとして道に迷い、
午後4時半ごろに高さ約2・6メートルの堤防から
飛び降りた際にけがをしたという。
携帯電話は持っていなかった。

男性は栄養補助食品を持っていたが、
26日に全て食べてしまったという。
雨の時はリュックサックを傘代わりにし、
体を丸めてしのいでいた。

男性は「周りの人に迷惑をかけて申し訳ない」と話しているという。

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201306/0006039403.shtml