荒川弘「銀の匙Silver Spoon 第11巻」
この第11巻で、八軒らの高校一年生の生活が終わる。
そういう意味では、一区切りがつきます。
私も読み始めて、ほぼ一年ちょいが経ちました。
以来、牛乳をよく飲むようになったなあ。
淡路島牛乳中心ってのが申し訳ないけど。
また、地方競馬で一番よく買うのも、
帯広のばんえい競馬になっている。
今年のばんえい回収率は118%なり。ごっちゃんです。
今年に入り、読んだ本をこのブログで記録する際、
生意気にも自身の評価を星の数で表す事にしている。
この第11巻だが、個人的な満足度は星5つです。
しかし、発展形で出てきた新展開が、
今後どう続いて行くのかが現時点では見えないし、
星を付けるのを躊躇してしまいます。
この作者のことだから、
行き当りばったりの思い付きで「起業」を出したのではないはず。
だからこそ、その決着をどうつけるのかによって、
新展開の評価は大きく変わる。
これまで以上に、今後に期待したい。
しかし、一年生の四季を描いて、
それで作品終了という手もあったと思うんだ。
「鋼の錬金術師」のよりも軽い内容を目指していたようだし。
何より競馬ファンとして心配なのは、
作品継続中にばんえい競馬が経営不振で終了したら、という点。
そうならないためにも、
少額ながらばんえい馬券を買っているんだが・・・
ネットで映像を見ても、お客さんが少ない(寒いから室内で見てる?)。
ところで、主人公の八軒くんは、2年生から下宿生活を始める。
寮生活が終わってしまうのが、本当に寂しい。
ただ、私自身の高校生時代は、下宿なんて想像もしてなかったし、
周囲にやっている仲間もいなかったから、
どんな生活になるのか楽しみでもあります。
「めぞん一刻」的な隣人を出して来そうな気がするな。
そうなりゃ楽しさ倍増であります。
本作前半のバレンタインのシーン。
落とすのではなく、ヒモで吊るすべきだろう、
ってつっこんでしまった自分の無粋さが残念だった。
イレネー記念
本日のばんえい帯広のメイン。
明け3歳の王者決定戦であるらしい。
⑨ホクショウメジャーの単勝一点
ばんえいでの私の回収率が良いのは、
知らないことだらけだから、あまり考えぬのが理由だろう。
ここも根拠はない。