風と陽が出会い別れる大きな樹
枝っぷりの見事さに圧倒されてしまいました。
樹齢7~800年ということだから、
きっと千利休さんなども目にした樹なのでしょう。
歴史上の人物の中でも、千利休さんって、
ちょっとどんな人間性だったのか分からぬ面があります。
「どんな人やったんですか?」
そう心の中で問いかけると、
「その質問には飽き飽きしてる」
と言わんばかりに、
上の方の枝のカラスが「アホ」って鳴きよりました。
コメントや質問というのは、人間性が出るもの。
堺の古木にこんな陳腐な質問をして、
自分は凡庸であるとさらけ出すのは恥ずかしい。
では何を尋ねればよいのだろう?
う~~~~ん。
まあ堺なんて簡単に行けますし、
もう一度、この古木に会える時もあるでしょう。
それまでの課題だ。
◎「風と陽が 出会い別れる 大きな樹」
◎「ぶつかって 骨で知りたい 巨樹の生」
◎「中身なき 人に古木は 黙るのみ」
◎「巨樹写真 申し訳なく 圧縮し」
◎「巨樹ジャパン 選んでみたい 青葉の夜」