中山荘園古墳
明日は競馬の宝塚記念。
この「宝塚」とは勿論我が町の地名なのですが、
その由来は古墳の名称であるそうです。
ただ、「宝塚」と呼ばれた古墳がどれなのか、
今ではよく分かっておりません。
そもそも、小さな古墳は多くありますが、
目立つような大型古墳は少なくとも現存してません。
現在、考古学好きの人が、
わざわざ宝塚市に見学に来る古墳があるとしたら、
中山荘園古墳くらいでしょうか。
非常に珍しいと言う訳ではないけれど、
それ程数多い訳でもない八角墳であります。
関西弁で言う「イキリ」とか「いちびり」とか、
そんな方が埋葬されているのかなって思ったりして。
ところで、発掘調査時の写真を見る限り、
この古墳の八角形はいい加減なものだったようです。
つまり、正八角形ではない、ということ。
ではさて、7世紀中ごろの人達は、正八角形を描けたのだろうか?
現代の大人であっても、
定規とコンパスを使って正八角形を描けるのは何割くらいでしょうね?
ヒモ(ロープ)だけを使って地面に正八角形を描け、と言われたら?
知っている人間からすると造作ない事ですが、
宝塚記念の予想よりも難しいと思う人も多いはず。
逆に、八角形は描けるから、
宝塚記念くらいは当てさせて!
と心の叫びをあげているワタクシですが、
どうなりますやら。