梅の香とアークの竹内街道・後篇


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前篇は、奈良県葛城市から大阪府太子町の紹介でした。

後篇は、ダルビッシュの出身地・大阪府羽曳野市から、
終点の堺市大小路まで。

羽曳野市を歩き始めてしばらくすると、
昨年末にも記事にした環天頂アークが!
内暈はぼんやりでしたが、幻日も見えていて、
私はしばらく、上ばかり見ながらの道中。
街道歩きで、まさか首が凝るとは思わなかった。


杜本神社。
羽曳野市に入ると、街道歩きの情緒は減るので、
こんもりとした森のある神社に入ると、ホッとします。

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白鳥陵。
巨大な応神陵の森などを遠目に見つつ、
古市古墳群の端を歩いて行きます。
ここは日本武尊の陵であるらしい。
「白鳥」と名は付いていますが、
堀にはハシビロガモ君たちが寛いでいました。

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野中寺。
竹内街道蘇我氏に思いをはせて歩くべき道です。
ここは聖徳太子の命を受けた蘇我馬子
飛鳥時代に開基したとされます。
歴史的人物を身近に感じる良い機会となりました。

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松原南図書館横・竹内街道標識。
松原市に入りました。
土曜日の我が街道歩きはここまで。
この地点から堺の終点までは昨年5、6月に歩いたので、
9か月もかけて竹内街道制覇達成でありまする。

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金岡神社。
松原市はすぐに終わり、堺市です。
昨年のことなので、金岡神社の印象が残ってない・・・
すぐ近くの大泉緑地の快適さはよく憶えているんですけど。
この辺りの街道歩きも、退屈でした。
いや、葛城市や太子町が面白すぎた、と解釈すべきかも?

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ご存知、仁徳天皇陵に寄り道。
この辺りは百舌鳥古墳群と呼ばれ、
大規模古墳が数多くある有名な地です。
街道より古墳巡りをするべき地域であります。
でも、巨大古墳は、一周するとかなり疲れる。

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堺市役所の展望所から二上山を望む。
古墳群を見渡せるので有名なロビーですが、
奈良との府県境の山々も見渡せます。

正面に双耳峰のように見えているのが二上山
その右横の竹内峠を抜けて、もう海はすぐそこです。
この街道の距離感が実感できる場所でした。

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堺市内の代表的な神社の一つ。
もうすぐゴールです。

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ゴール!
紀州街道と交わる地点の標識(上の写真)と、
竹内街道起点から改めて奈良方向を振り返るのが下の写真。

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出発点から約26キロだから、
一日で歩ききらないと昔の人の気持ちにはなれません。
でもやっぱり、寄り道の誘惑に打ち勝てぬのも事実。
観光と街道歩きの両立って、悩みどころでもあります。

個人的反省として、間を長く開けたのが良くなかった。
案外、忘れちゃってるんですよね。
特に疲れの中で歩いた部分とか。

ってことで、奈良街道も早目に終わらせなくっちゃ!
昨秋に大阪から東大阪までの退屈な部分は済ませているし、
枚岡神社から春日大社までです。
しかし・・・この区間も寄り道三昧をしてしまいそう。