回春の色



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立派なイタドリの茎が真っ赤でした。

小学生の頃の春の遠足で、
先生が「これは(生でも)食べれるよ」と言うと、
何人かが獲り合いを始めたのを思い出します。
一部でそれが過熱して、争いになったり。

ひ弱い私は、一本も獲れず仕舞でした。
後日、一人でいる時に一本良さげなのを見つけ、
口にしてみましたが・・・
酸っぱいだけで不味かった。。。

大して価値の無い物を取り合いしてケンカするって、
何とも子供っぽい。

しかし、冷静に考えると、大人もやってるよなあ。
国どうしでは、最終的に思い止まれると良いけど。


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アカメガシワの新葉も真っ赤でした。

これも食べられるらしい。
あえ物やおひたしにするってWikipediaに書いてあった。
取ってる人は見たこと無いけど。


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ナワシログミの実は、真っ赤になりかけ。

これも食べられる。
もうちょっと赤く熟したら。


偶然ながら、
これらの赤い植物たちはどれも食用になる。

美味かどうかは別として、
この赤さを見ると、
スッポンやマムシの血を飲むのと近い感覚で、
「むらっ!」と来そうな気がします。

これぞ「回春」って感じ。

近所の川原では、ツクシもいっぱい出ています。
しかし、茶色いツクシじゃあなあ・・・


◎「春の野に 出でて真っ赤な 若菜つむ 誰の為だか うふふいひひと」