大阪市立大学理学部附属植物園


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京阪交野線の終点私市駅近くにある、
植物園に行ってきました。

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さて、この植物園を、どう評価してよいのやら・・・

ガーデニングデザイナーが造った花の園という感じではなく、
「入園はしてみたものの、どこを見て良いのやら」
と、なられているお方を複数見かけました。
一般受けする内容ではないのかも知れません。

プロ級の方には、どうでしょうね?
どうしたって、作り物の自然ですから。


でもね、私は行って良かった。
近ければ、もう一度、いや何度でも入りたい。

当初の計画は、
午前中の1~2時間で園内を見て回り、
その後、近くの交野山でも歩く、というもの。

しかし、入園したら、なかなか出て来れず、
結局5時間ほど中で過ごしてしまった。

頻繁に東六甲を徘徊し、
植物図鑑で(間違いだらけながら)確かめている私にとっては、
「これは六甲では見かけんな」
「図鑑でしか見たこと無かったけど、これか」
などと、たっぷり楽しめる場でしたので。

「おっ! バリバリノキ!!」などなど。

そして、日本の代表的な森林型を展示してくれている中で、
「A.タブ型照葉樹林」「D.低地カシ型照葉樹林」の二つが、
最近の自分の興味とちょうど一致し、
眺めていて飽きませんでした。
本物を見に行くのは大変ですから、
京阪神圏内でこれを見られて幸せ。

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さすがに5時間もいると、ちとへばりましたが、
それでも帰宅後にパンフを見直すと、
行ってない区域がある。。。
私にとっては、展示内容も広さも奥深い。

お気に入りの植物園であります。


ま、大学の附属施設ですから、
一般の方の評判はあまり関係ないのでしょう。
マスコミ受けする情報も、あるのやら、ないのやら。

こんな事を書くべきではないかも知れませんが、
お手洗いが昔のアレでございました。
また、結構、蚊に刺されもしました。
いろんな意味で、客に媚びていません。

動物園や水族館で、大人気になる所が出来て、
じゃあ植物園はどうするんだ?
という流れが現在はあると思います。

その中で、「これでいいんだ、文句あるか?」
的な態度は、これはこれで立派。
ぶれずにいて欲しいです。


そうそう、本園が長く続いて、巨木が増えれば、
一般の方も大満足できる場になるはずですよ。
あと、何年後くらいかなあ?



※一番上の写真は、
初めて見た「チャンチンモドキ」という高木。
立派なのに、爽やかな印象がありました。