曇った眼時々晴れて手が見える
四月にこんな本を読みました。
記事にもしております。
記事に書いたとおり、
私自身、あまりタブノキに馴染みはありませんでした。
大阪市大の附属植物園で見て、
「これがタブかあ」と感心したくらいで。
ところが・・・
勝手に我が庭と呼んでいる甲山近くのキャンプ場横に、
ありましたぁ! あはは
何度となく横を通り過ぎていて、
ずっとマテバシイだと思ってたのです。
それが、先日、
マテバシイにしては新緑が赤い、と気付きました。
一番低い枝に精一杯手を伸ばしてみると、
花は終わってましたが、緑色の小さい実が。
見てるようで、見ていない物がいっぱいある。
あり過ぎる。
本で読んで、「この植物を見てみたい!」と思ったのが、
実は非常に身近にあったケースって、
一体これまで何度あったろう?
これを「面白い」と感じるか、
「自分って情けない」と感じるか。
ちょっとやっぱり情けない。
◎「曇った眼 時々晴れて 手が見える」
◎「血走った 眼には見えてる 虹がある」
◎「血迷った 眼に見えづらい 直線路」