口下手な背中と共に生きている




宝塚市内の東六甲地域の山には、
六甲縦走路が走っていて、
一般のハイカーさんが数多く歩かれています。

一方、ワタシは、地元民として、
その周辺のマイナールートも含めてウロウロしてます。

困るのは、私が、メインのハイキング道から、
あまり人の使わぬ山道に入った時に、
つられて、後ろから人が付いて来てしまうケース。

先日も、ご夫婦さんが、付いて来てしまって・・・
しばらく進んでから、奥様が、
「ほんまにこっちでエエん?」と聞いているのが、
中越しに我が耳に入って来ました。

こちらとしても、声を掛けるべきか、迷います。

危険はほぼ無いし、
実は便利なバス停のすぐ横に出るのだし、
放っておいても問題がないのは分かってますから。
おせっかいは焼きたくないしねぇ。

と、迷っている内に、後の声と足音が消えました。
尾根まで登り直したようです。
お疲れさん!


◎「口下手な 背中と共に 生きている」


「付いて来ないで!」
「付いて来い!」
「付いて来ても構わんけど・・・」

などと、背中で語り分けるようになりたいもの。
どうも我が背中は、間違った情報ばかりを流しとる。


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さて、そのマイナールートで、私が見たかったのは、
6月に咲くらしいタンナサワフタギの花。

木があるのは分かっていたので、
そろそろ咲いていないかと、
ガンピの花を訪ねたついでに行ってきました。

が・・・

花は気配もなし(写真は以前のもの)。
少なくとも今年は花を付けない個体なのかも。


仕方ないし、別の場所を探してみます。
それはそれで楽しいので。

「タンナサワフタギの花が見たい? 付いて来い!」
と語る背中が、どっかに歩いてへんやろか?