ミツバの花



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今年の一月に、ワタシが時々歩く、
住宅街裏にミツバが生えていると書きました。
冬の葉は不味かったとも書きました。


以後、美味しそうな新葉が出てきたら、
食べてやろうと機会をうかがっていたのですが・・・

コナラを中心とした落葉樹林なので、
冬の間は少しは日当たりが良かったものの、
4月中旬を過ぎると上層木の葉が出そろうようになり、
暗い林内となってしまいました。

その時点で、新芽が育っている雰囲気はなし。
高さも3センチくらいのまま。
元々、日陰を好む植物だから、
暗いだけが理由ではないはずだけど。

そして、5月の中旬頃からだったでしょうか、
タデ科のミズヒキが大きな葉を出すようになり、
ミツバの上を覆ってしまいました。

ためしにミズヒキの下の葉を摘んで齧ってみましたが、
風味は良いものの、食感がイマイチ。
スーパーで売っている物の方がずっと美味しい。

頻繁に見回っていた訳ではないので、
新しい葉が出てきたらすぐに、
どなたかが摘んで持ち帰られていた可能性はあります。
でも、誰も見向きもせぬミツバ群落だったと考えるのが妥当かも。


で、写真は別の場所の舗装道路横の石垣のミツバですが、
もう花を咲かせちゃってました。
山菜の本によると、こうなるともう食には適さぬとか。

山菜採りってのも、いろんな条件があって、
奥が深い!