サワフジバカマ
先週末、悩まされたのが、この花でした。
最初は、サワヒヨドリだろうと思ったのですが、
葉の形が違う。
もしや、フジバカマ!?
秋の七草の一つながら、
図鑑には野生は少ないと書かれていて、
我が兵庫県では絶滅危惧Ⅱ類で、
ご近所の大阪府では絶滅危惧Ⅰ類であります。
そんな珍しいものが、こんな所にあるんやろか?
とは言え、図鑑に載っている種で、
可能性があるのはフジバカマしかない。
とは言え、とは言え、
某植物園で撮られたという真正フジバカマの写真を見ると、
雰囲気が異なるのも確か。
で、図鑑に載ってない、
園芸品種の逸出の可能性を考えて検索すると、
ようやく「サワフジバカマ」という、
フジバカマとサワヒヨドリの雑種の存在に辿り着きました。
これにて一件落着。
時間がかかってイライラしたけど、
次にフジバカマ、サワヒヨドリ、サワフジバカマに出会っても、
迷うことはないでしょう。
こうしてちょっとずつ脳が鍛えられる。
有り難い事です。