一人占めしたいものほど残したい



◎「一人占め したいものほど 残したい」


私など、近所の裏山を歩いているだけだが、
それでも心動かされる景色等を見る事がある。

あまり人の多くない山域でもあるから、
その景色を一人占めしている喜びを満喫しつつ、
「これを後世に残したい」と切に思う。

山野草も同様。

先日、センブリについて記事にしたが、
私だって愚物であるから、
花を見て「一人占めしたい」と思うのです。

でもこれは、一人占めしてしまったら、残らない。

独占欲と、
後世のために何かをしたいというささやかな欲と、
二つの欲の狭間に、私の裏山散歩はあるのです。