舘野正樹「日本の樹木」







とある本を読んだ際、
参考文献の一番手として本書が挙げられていた。

そこで大変楽しみにしつつ手にしたのだが、
「カラー新書」でありました。

非常に美しい写真と、簡潔で読みやすい文章。
森や木に対する愛と共に、
最新の基本的な知見などが語られていきます。

とても興味深いのだが、
がっつりと勉強しようと思って手にしたのに、
あっさりと読み終えてしまっいました。

フルコースのディナーを期待して行ったら、
お茶漬けが出てきた感じ。

ま、これは私の先入観が悪い。

著者に言いたいのは、
これとは別にもっと詳しい本を書いて欲しい、ということ。

ほんと、お願いします!


森林に興味を持ち始めた人に、
プレゼントしたくなる本という位置づけがピッタリかな。