夏の昆虫関連の読書


この数年、生き物関連の本をよく読んでます。
その流れで、この夏に手にした昆虫本三冊の紹介。
「お勧め」という訳ではないので、
個人的な備忘録であります。





扱われるのは昆虫が多いけれど、
昆虫本ではなく、生物全般です。

普段から子供たちを相手に、
自然観察会を数多くやられている方なので、
興味を引くポイントを分かっておられるんですね。
それが本書の一番の長所です。

私も子供になった気分で、
引き込まれてしまいました。

ただ、モノクロのイラストも素晴らしいのだが、
写真も同時に見たいなあってのが、
欲張りな読者としての感想でもありました。





昆虫写真で有名な著者による、
昆虫の入門書である。

入門書としてはごく普通でした。
他の本でも読める内容で、
特に個性はありません。

ただ、写真撮影の話題になると、
入門書の域を超え、がぜん面白くなります。

そして、当然なのだが、写真が素晴らしい!

小学から高校までの、
生物の教科書にもこんな写真が使われていたら、
もっと身を入れて勉強できたのではないかと思いました。



『昆虫愛』を持った仲間たちの愉快なムシムシ観察記」


昆虫についてよくわかる本というよりは、
昆虫好き人間の生態が分かる本といった感じ。

気楽に読んで、写真を楽しむ一冊ですかね。