逃げるなら秋がいいよと山が言い


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◎「逃げるなら 秋がいいよと 山が言い」


脱走し、広島県向島に潜伏中かとされる事件。

私は小さい頃から、
警察やら、何かの組織やらに追われ、
逃げまくるという悪夢をたびたび見てきたので、
「昔よく見ていた夢に似てるな」
と、他人事とは思えぬ気分です。

迷惑をこうむっている島の方には悪いですが、
どうしても逃走犯目線で考えてしまう。

でも報道を読むと、
島には空き家や無人販売所などがあり、
逃げ隠れしやすい環境なのだとか。

山中でサバイバルしてるんじゃないんですね。
その点は、ちょっとガッカリ(?)

仮に、今の季節、山で食料を探すとなると、
私の行動範囲では、

タケノコ、イタドリ、タラの芽、コシアブラ、タカノツメ、
リョウブ、セリ、クレソン、ミツバ、
ワラビ、ゼンマイ、ナワシログミ

といったあたりが、植物性食料になる。

栄養的に一番期待できるのは、やはりタケノコだろう。
生でも食べれるらしいが、
醤油なしでとなると辛いかなあ。

写真はゼンマイです。
あく抜きせずに食べれるんだろうか?
確かワラビやゼンマイのあく抜き前には、
発がん性物質があったはず。

そうそう、キノコの同定は苦手なので自信皆無だが、
ハルシメジっぽい色をしたキノコを、
この季節に見たことがあります。
切羽詰まったら、食べちゃうかも。

やはり植物より、
ウシガエルアメリカザリガニ、いろんな魚介類、
昆虫の幼虫、なんてのを狙う方が良いのでしょう。

植物に期待できるのは、
冬から早春に咲いた花の木に実がなる、
6月以降かなって思います。
ビワとか、サクラとか。

この辺だと、
シイの実がなる秋なら、
けっこう山の中で頑張れるはずです。

そんなこんな、
脱走犯気分で山を見て歩くのも面白いですよ。

ただ、ここ数年で私の植物の知識は増えているはずですが、
知れば知るほど、
山の中を逃げ回るなんて御免だって、
思うようになりますね。