雑感

☆新潟の山で親子が行方不明になっている件、

ずっと気になっている。

もう二週間以上が過ぎてしまった。

どうやら、

翌日の通話後に携帯のバッテリーが終わったらしい。

最近、強く思うのだが、

山に入る予定日数＋１～２日分の

予備の携帯用の電源を持って行くってのを

常識として広められないだろうか？

ちょっと検索すれば、

登山に役立つモバイルバッテリー情報はたくさんある。

それで命が助かるとすれば、

救助がちょっとでも早まるとすれば、

数千円なんて安いものだし、

荷物が重くなる事も我慢できるはず。

小さい子連れの親子のハイキングで、

昼食休憩中に子供がスマホでゲームしてるのを見たりする。

そりゃあ、９割９分９厘以上の確率で大丈夫だろうけど、

万が一、いや億が一でも遭難した場合、

ゲームで消耗した分が命取りになったりしないだろうか？

☆日大アメフト部の件。

この冬にラジオを聴いていたら、

かつて東京の大学で箱根駅伝を目指していた方が話されていた。

その方は、結局、怪我があって、

一度も箱根路を走ることはなかった。

高校時代はとても優秀なランナーで、

家族、友人、地元の知り合い達から、

大きく期待されて東京に進学したようだ。

そんな期待に、一度も応える事が出来なかった。

「故郷に帰れない」

と、思ったそうである。

合わせる顔がない、と。

あの日大の反則した選手が、

どんな背景を持つのか私は詳しくは調べていない。

でもきっと、彼だって、親や友人などから、

大きく期待をされて名門アメフト部に入ったのだと思う。

それが、出場できるかどうかの当落線上に置かれ続けたり、

監督に干されるかのような状況にあったら、

精神的に相当辛いことになるだろう。

監督の指示があったのかどうか、

現時点で私には分かるはずもないんだが、

もしそんな学生の精神状態が利用されたのだとしたら、

とってもやるせない。

高校だって、大学だって、

全ての若者は大きな期待を背負って日々を過ごしている。

でも期待に応えられる人なんて一握りのみ。

学生スポーツってのは教育なのだから、

そういう部分にも配慮が必要だと思うんだが、

綺麗事過ぎるのだろうか？