マムシ



私がよく歩く、近所の低山は、暑い。
猛暑日ともなると、ほぼ苦行でした。

しかし、それでも、
谷川がさらさら流れ、風がそよそよ吹き抜ける場所は、
天国のように涼しかったりします。

「いつまでも、ここにいたい」

そう思いつつ、しばし立ち止まります。


ところで、
谷川がさらさら流れ、風がそよそよ吹いていても、
ちっとも涼しくない場所もあります。

そんな谷川を上流に歩いていくと、
日当たりのよい小ダム(砂防用など)があったりする。

せき止められている間に、
カンカンの日差しで水温が上がっちゃうんですね。

そんな水が流れ来ると、
谷の底はムワっとした空気が充満します。

こりゃ生き物は住めないよ。
サンショウウオとかいたら、大変だ。

昔、ダムなどない時代の山は、涼しかったんだろうな!


さて、涼しい場所の話に戻ります。

恐らくは地下水の影響もあり、
とっても涼しい某場所に、
人工建造物があります。

その隅っこを覗くと・・・

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マムシだらけでした!

写真は最後に逃げた一匹だけですが、
確認したのは五匹、
実際には六匹以上いたはずです。

この夏、暑さのせいでマムシが少ない、
という話題があるようですが、
暑い盛りの昼間は涼しい場所にいるんですね。

人間が「涼し! 天国やな!」と思うということは、
他の生き物たちも同じ。

油断をしちゃイカンのです。


そんなマムシ君が逃げた後には、
脱皮した抜け殻が残ってました。

財布に入れておくと、金運が上がるとのこと。

今週末の競馬が楽しみだ!