琴線の向こうに幼き日々がある




琴線の向こうに幼き日々がある


赤江珠緒さんという、
東京でフリーのアナウンサーをされている方がいる。

私は彼女のファンである。

とは言っても、
出演TV番組を見たことはなく、
昼に帯でやってるラジオ番組「たまむすび」を、
ラジオクラウド機能で時々聞いているだけですが。


そもそもは、兵庫県東部のとある駅なのです。

私が週一で習い事に通っていた
昭和50年代の阪急西宮北口駅界隈の話題って、
妙に琴線に触れるんです。

正直、当時は好きな街ではなかった。

通う時間が西宮競輪の最終レース直後と重なっていて、
開催日にすれ違う
薄汚いおっちゃんらの集団が小学生には怖かった。
まさか自分が将来競馬狂として同類になるとはねえ。

阪急ブレーブスのファンの連中も、
一癖ありげでした。

入るのをためらってしまう小路もあって、
日中から酔ってるオッサンもいて。

今思えば、
違法賭博も路上でやってたような・・・
デンスケとか。

そんな中、安心して入れたのは、ニチイという
スーパーに毛の生えた百貨店くらいだったか。

当時から比べると、
駅の改築(平面交差が無くなる)、ブレーブス身売り、
阪神淡路大震災、競輪廃止、球場撤去、ガーデンズ誕生と、
駅と周辺の景色は段階を経て完全に変わってしまいました。

怖かっただけに、懐かしい。
変わってしまっただけに、懐かしい。
私にとっては、そんな街なのです。


さて、何年か前、
その西宮北口について、
情報を求めて検索をしつこくやっていたところ、
赤江さんがラジオでニチイについて触れる
Youtube音源にまでたどり着きました。

著作権とか無断ぽいし、
頻繁に削除されてるみたいだし、
今はどうなってるか知りません。

親が転勤族だったという彼女の西宮時代は、
私の習い事時代と数年のずれがあるようだけど、
すごく懐かしくって、
長らく放置してきた記憶の箱が開いた思いがしました。

そこからのファンです。

子供時代を魅力的に語れるラジオ・パーソナリティーって、
私は大好き。

彼女が大阪の局アナをやられていた頃も知ってたけど、
トミーズさんと30分程度の短いラジオ番組を、
短期間だけやってたのを聞いていただけでしたし、
どんな人なのか分かったのは、
ここ数年ということになります。

以来、産休とかあったし、
いつも必ずとはいかないけれど、
私にしては、まあ継続的に聞いている方かな。


・・・ええっとね・・・

実のところ、この文章を書き始めたきっかけは、
赤江珠緒西宮北口について語りたかった訳ではなく、
彼女が先月ポロっと口にした、
スマホアプリで花の名を検索できないか、
という件について、
勝手に私が考えている事を書きたいのです。

既存アプリは、
使い物にならん、という声がほとんどのようで、
さもありなんと私も思うのだけど、
将来性までは否定できないし、
不安交じりながら期待しているってことを、
論理だてて書きたい。

でも考えがまとまらず
文章が形を成してくれませぬ。

とりあえず、
アプリについては、よく考えてから、
書けたら書くとしていったん保留とさせてくださいませ。