みなしごの気分で空を見ても青

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◎川柳「みなしごの 気分で空を 見ても青」





手塚治虫著「冒険ルビ」という文庫本を読みました。

画像は、この本に収められている、
「冒険放送局」という1960年に連載されたものから。

これに限らず、古いマンガやアニメを思い出すと、
「みなしご」がよく出てきます。
恐らく、今の作品にはまず出てこない言葉でしょう。
時代を感じます。


で、どーでもいいのですが、
「みなしご」って、「見做し子」か「身無し子」か、
どちらだろうと思い、辞書を引いてみました。


  みなしご【孤・孤児】

  (「身無子」で「身」は親族・身寄りの意か)
  親のない子。孤児(こじ)。《季・秋》

  国語大辞典(新装版)小学館 1988


ただ、秋の季語とは驚いたなあ。
本当か?
手持ちの角川書店の季寄せには出てないぞ。