本日の電気ムササビ

イメージ 1


鉄道用の小さな変電所にある注意書きです。

ネコというより、ムササビくんですねえ。


ところで、変電所には確かに危険があり、
感電死のケースもあるから、関係者以外は立ち入り禁止である。
しかし、いくら変電所が危険だからと言って、
このネコのように金網の上を触って感電する事はあるまい。

あったとしたら、かなり大問題だ。
責任者は重い処分を受け、
人間が感電した場合は、
「業務上過失○○」の罪で刑事事件にもなりうると思う。

絶対に起こしてはならぬ事態の絵を見せて注意するってのは、
どんな気分なんだろうなあ?


恐らくこの絵は「電気柵」を連想させたいのだろう。
イノシシ避けや、牛などの家畜の逃亡防止に使われるものです。
でもあれは低電圧だし、変電所の危険とは全く別物だ。

正しい知識を普及させる事で安全な電気の利用を目指すのが、
今の社会の方向性なのだと思う。
でも、とにかく「ビビらす」方が、
現場レベルでは有効であると、この注意書きは示しているようだ。