腹は立つ雨の予報が外れても
◎川柳「腹は立つ 雨の予報が 外れても」
昨日、天気予報は雨だったと思うのだが、
結局は曇りだったので近所の山を歩きました。
「最初から曇りの予報だったら、もっと別の所へ行ったのに」
と、毒づきつつ。
やはりワタシの本質は文句言いなのだ。
道中はいろいろな花が咲き、実もなっていて、楽しかったです。
ホタルブクロ。
あたしゃ、これが昔のキャバレーかなんかの女の人の、
スカートに見えて仕方ない。
だから下からのアングルでこの花を写すのには抵抗がある。
ひと様には見られたくない。
一度、靴の中にデジカメを仕込んで写してみようか。
和風美人にしか見えんのだが、北米からの帰化だと図鑑にある。
「帰化植物はケバイ」との先入観に統計的根拠はあるのかな?
ヤブヘビイチゴ(だと思う。「ヤブ」は付かないかも)。
子供の頃、マンガだったか、物語だったかに、
ヘビイチゴが出て来たのを憶えている。
確か、おっちょこちょいが森で野イチゴを見つけ、
口にすると美味しかったのでたくさん食べたところ、
実は毒イチゴであって寝込んでしまった、との内容だった。
そのイチゴを「ヘビイチゴ」と善玉さんが呼んでいた。
そこで我が頭には、
ヘビイチゴは美味しいけれど毒がある、とインプットされた。
ところが大人になって図鑑を見ると、
毒はないけど、美味しくもないのだそうだ、ヘビイチゴって。
と言うか、毒のあるイチゴって存在するの?
ナガバモミジイチゴ。
こちらは食べられるしちょっと甘い、はず。
かつて試食しようとして、棘で引っ掻かれた事がある。
ムッと来て、結局食べなかった。
ムッと来ると言うと、ピラカンサには毎度腹が立つ。
いつまで経っても名が憶えられぬ。
「ピ、ピ・・・、ピカ? いやピ、ピラ・・・・」
思い出そうと努力をすると、我が脳中をシーラカンスが泳ぎ出す。
「ピーラカンス・・・???」
蓑虫も嫌な奴に引っ付いたもんだ。
競馬好きなので、ピラカンサという名の馬が出てきて、
オープン馬にでもなってくれたら確実に憶えられるんだけどな。
検索すると、
他にもいろいろ花は咲いていたのだが、
途中でデジカメの電池が切れた。
雨予報でなければ、ちゃんと準備もしたんだが。