ドロップの握り教えるお爺ちゃん

◎川柳「ドロップの 握り教える お爺ちゃん」



キャッチボールをする親子の姿って、
見ていてとても微笑ましく、気持のよいものです。

時々、父親が握りを見せ、カーブの投げ方を教えたりもする。
「あんまり投げて、ヒジを痛めるなよ」とか言いながら。


先日、河川敷で見かけたのは、
祖父と孫くらいの年齢差のキャッチボールでした。
これもとってもいい光景です。

以下は私の妄想なり。

私が子供の頃、ある年齢より上の人は、
落ちる球のことを「ドロップ」と呼んでました。
あのお爺ちゃん、孫ほどの年齢の子に
「ドロップの投げ方を教えたろか」とか言ってないかなあ、って。

子供の方はビックリするかも知れぬ。
「何それ? フォークでも、スクリューでもない、新魔球?」