くだん

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一昨年くらいから、
ブックオフで105円均一のコンビニ版「三丁目の夕日」を、
時々買って読んでいた。
このブログでも、確か2回ほどネタ元にしたはずです。

ところが、先々週だったか、
いつものようにブックオフの棚を探すと、無い。
以前は、ずらっと数十冊並んでいたのに、今は一冊も無い。
これって、映画の効果?
映画と原作はかけ離れているって聞いたけど。


そこで代わりに、同じ西岸先生の「鎌倉ものがたり」。

ほんと独特の世界で、突き抜けちゃってます。
こんな素敵な漫画が長続きしているというのは、
日本文化の懐の深さの証明だと思う。
恐らくペイしないとおもうが、英訳して出版したらどうだろう。
三丁目の夕日」と共に。
すでにある?

画像は、「件(くだん)」というエピソードから。
顔は人間の女で、身体は牛である件という魔物と、人間の男の愛の話し。
荒唐無稽でいて、それでもホロリと暖かい心にさせてくれる。
西岸ワールドの真骨頂。

ところで、この「件」についてWikipediaで確認して、仰天!

第二次世界大戦末期から戦後復興期にかけては、
それまでの人面牛身の件に代わって、
牛面人身で和服を着た女の噂も流れ始めた。
以下、これを仮に牛女と呼称する。

牛女の伝承は、ほぼ西宮市、甲山近辺に集中している。(以下略)

こ、この辺やん!
しかも甲山はこのブログでさんざん話題にして来ました。
知らんかったなあ・・・

顔が牛で、身体は人間なのね。
今でもいるような気がするぞ・・・例えば・・・