くだん
一昨年くらいから、
時々買って読んでいた。
このブログでも、確か2回ほどネタ元にしたはずです。
ところが、先々週だったか、
いつものようにブックオフの棚を探すと、無い。
以前は、ずらっと数十冊並んでいたのに、今は一冊も無い。
これって、映画の効果?
映画と原作はかけ離れているって聞いたけど。
そこで代わりに、同じ西岸先生の「鎌倉ものがたり」。
ほんと独特の世界で、突き抜けちゃってます。
こんな素敵な漫画が長続きしているというのは、
日本文化の懐の深さの証明だと思う。
恐らくペイしないとおもうが、英訳して出版したらどうだろう。
「三丁目の夕日」と共に。
すでにある?
画像は、「件(くだん)」というエピソードから。
顔は人間の女で、身体は牛である件という魔物と、人間の男の愛の話し。
荒唐無稽でいて、それでもホロリと暖かい心にさせてくれる。
西岸ワールドの真骨頂。
ところで、この「件」についてWikipediaで確認して、仰天!
第二次世界大戦末期から戦後復興期にかけては、
それまでの人面牛身の件に代わって、
牛面人身で和服を着た女の噂も流れ始めた。
以下、これを仮に牛女と呼称する。
牛女の伝承は、ほぼ西宮市、甲山近辺に集中している。(以下略)
こ、この辺やん!
しかも甲山はこのブログでさんざん話題にして来ました。
知らんかったなあ・・・
顔が牛で、身体は人間なのね。
今でもいるような気がするぞ・・・例えば・・・