清盛茶屋(兵庫散歩)
大河ドラマでの集客を期待しての「清盛茶屋」。
醤油がなく、砂糖も調味料として使われていなかった時代の、
御馳走をお楽しみ頂けます。
【清盛も食べたか平安の旨味セット】:500円(税込み)
御煎茶と、いかなご、酢昆布、魚干し、鯛の身、鮭の身、
平安漬、椎茸、おやつ昆布の中から、
お好きなものを3品お選び頂く贅沢な平安のご馳走セットです。
なるほど、期間限定の企画としては、悪くない気がする。
少なくとも私は興味があります。
「清盛の時代に茶はあったんだっけ?」と思ったが、
茶を伝えたとされる栄西はちょうど平家の時代の人だ。
また検索して調べると、
最近の研究では奈良朝の頃に伝来していた可能性が強いらしい。
だから清盛も茶を飲んだ可能性はある。
嗜好品としてではなく、薬用だったかもしれないけど。
でも、当時は纏茶(てんちゃ)であったらしい。
これがどんな味だったのか、私は知らないので、
清盛茶屋で再現してくれたら有り難いのですが、
さすがにそこまで要求は出来ませんね。
ところで、このパンフを見ながら思いました。
何故、平清盛は京都から福原への遷都を強行したのか?
きっと今回の大河ドラマでも語られるテーマでしょう。
普通は、「貿易に目を付けた・・・」で説明されます。
しかし案外、
「京都の食事はマズイ! 福原で新鮮な魚を食べたい!」
だったのかも!?