怖いのは忘れかけてる危険です

◎「怖いのは 忘れかけてる 危険です」



夏休み最初の日曜日だった先日、
駅前の横断歩道で信号待ちしていた時のこと。

すぐ近くにいた小学低学年くらいの男の子が、
ふざけてピョンと車道にちょっとだけ出た。
すると、横にいた優しげなパパが豹変し鬼のように怒った。

「車に気ィつけろって、いつも言ってるやろ!」

子供がしょげるくらい叱っていたが、ま、仕方ない。
事故に遭う事を考えたら。


それを見て思ったのだが、今の子供たちは、
親や学校などから、口を酸っぱくして、
交通事故の恐ろしさを言われているのだろう。
京都亀岡での事故など、胸が痛くなるニュースがあったから。

周囲の大人が子供に何を特に注意するかは、
時によって変化があるのだと思う。

ショッキングな誘拐事件があった後には、
「知らない大人について行っちゃダメ!」ばかりになるのだろう。
「ヘンな男の人に気をつけなさい」とか。

海に近い地域の子供たちは、津波からの逃げ方、とか。


さて、ちょっとした思い出ばなしなり。

私は、1970年代の後半に小学生をやっていた。
あの頃の子供は、親や学校から、何を言われていたか?

「電話ボックスにコカ・コーラがあっても、飲んじゃダメ!」
「落ちているチョコレートを拾って食べちゃダメ!」

が、妙に記憶に残っている。

私たち自身も、友達がチョコやコーラを手にしているのを見ると、
「毒入り、毒入り」って囃して遊んでいましたし。

実際、どんな事件だったのかWikipediaで見てみたのですが、
未解決のままなんですね。
内容を知って、メチャメチャ腹が立って来ました。