さよならの向こう側には未知がよい

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◎「さよならの 向こう側には 未知がよい」



我が町兵庫県宝塚市の真ん中に、
英国風庭園「ガーデンフィールズ」という施設がある。

ま、恐らくご存知の方はかなり少ないだろう。
元ファミリーランドの跡地、と言えば、関西の方なら分かるかも。

地元民ながら、私も入った事はない。

全く興味がない訳ではなく、一度入ろうと思いつつ、
いつでも行けるし、入園料の600円は高いよなとの反発もあった。
楽しい楽しい競馬場だって200円なんだゾ。

そんな曖昧な思いで、この件をずっと放置していたのだが、
先日、来年末で閉園になるとのニュースを知った。


私にも美学はある。

こういった施設の閉鎖のニュースが流れると、
その効果で逆に人が集まる場合がある。
宝塚ファミリーランドがそうだった。

私はそれがキライだ。
好きな場所であるなら、普段から足を運ぶべきだ。
無くなることが話題になってから出向いて、
TVのインタビューなんかに「惜しい」と言う人間にはなりたくない。

去る者は追わず。


でもしかし、このガーデンフィールズ閉園には、まいったなあ。
我が美学からすると、閉園と知ったからには、もう行けない。

その一方、施設内には、自分の目で一度は確かめておきたかった場所もある。
行かなかったら、確実に未練が残りそうだ。
閉園まで一年以上あるという時間も、わが心を複雑に揺さぶりやがる。

さて、どうしよう?