霜柱
子供の頃、霜柱を踏むのが楽しかった。
「グシャッ」とした感触。
これが楽しいと感じたのは、本能なのでしょうか?
他の動物で想像してみるに、
もし象だったとしたら、例え小象であったとしても、
多分、あっけなすぎて楽しいとは感じないと思うのだ。
もし小鳥だったら、乗っかっても崩れてくれない。
ってことは、霜柱を踏んで楽しめるのは、
大きすぎず、小さすぎず、適度なサイズが必要となる。
500キロある馬はどう感じるだろう?
野生のイノシシたちは?
あれこれ想像するに、
結局、人間のサイズが最適であるような気がしてならぬ。
それも、子供の身長130センチくらいが、一番楽しいような・・・
そう考えると、霜柱というのは、
神様から人間の子供たちへのプレゼントなのかなあ。
舗装道路が増えて、あの感触を知らない子供が多いのは嘆かわしい。
ところで、写真の霜柱ですが、乱雑で美しくないですね。
申し訳ない。
この様な場所での霜柱だまりの写真でありまする。
全体像の写真があればより分かりやすいだろうけど、
ゴミとか鉄線とかが邪魔で撮れなかったんだ。