古宝山から布見ヶ岳へ
宝塚市内の登り残した山シリーズ・第二弾です。
どちらも読み方に迷います。
「ふるぼっさん」に「ふみがたけ」。
古宝山は、登り口が集落の民家や畑で分かりにくく、
土地のとても親切な方に教えていただきました。
ありがとうございました。
ただ、その方の口調を聞くと、
私の「ふるぼっさん」のイントネーションは間違っていた。
山の名前ってのは、難しい。
どちらの山も、難なく気持ちよく登りました。
山頂に着いても見晴らしは良くなかったけれど、
それこそ北摂の普通の山らしさ。
特に強い印象は無し。
それにしても、昨日はよく歩いた。
6時間以上。
距離は、30キロには届いてないと思うが、
25キロ以上は確実。
阪急田園バスと、タイミングが合わなかったのが一因です。
今の季節、バス停で長時間待つのは辛い。
身体が冷えて仕方ないので、予定より7キロ多く歩いた。
もう一つ、途中でお手洗いに行きたくなって、余分に2キロ。。。
神様が、私に「歩け!」と言っていたような気がした。
以下、自省であり、愚痴でもある。
どうも私には、スタンプラリーの様な山歩きは苦手らしい。
今回、改めて自認した。
例えば、甲山周辺の山道は、百回以上歩いている。
何度歩いても飽きることがない。
季節の変化、日々の天候の変化、野鳥たちの様子など、
繰り返し歩いているからこそ楽しむことができる。
たった30分、軽く歩くだけでも、心にしっくり来る。
でも、古宝山も布見ヶ岳も、最初で最後の可能性が高い。
地図とにらめっこしつつ一度歩いただけで、
どうにも味わった感が薄い。
たった一回なので、山の方も私によそよそしかった。
「それで何が分かるんだい?」と言われているかのようで。
私はよく「山に会いに行く」と表現するけど、
甲山なら家に上がり込んで座敷で昼寝できるような感覚がある。
たった一回の山は、玄関であいさつしただけの感じ。
結果的に、普段の数倍も歩いてしまったのは、
その辺りの物足りなさを、神様に見透かされたからだろうか。
さて、これで残すは、大岩ヶ岳のみ。
山頂コレクター的な歩き方を反省しつつ、
始めてしまったことだから、ここも歩くつもりです。
宝塚市北部で、もっともポピュラーな山です。
ここは今回が最後ではなく、複数回行くことになるかも。
そのご挨拶代りに。