相変わらず雑多な、最近の読書



このところ、ガイド本を眺めるばかりで、
本をきちんと読んでおりませんでした。
2月中旬~4月最初にかけての読書です。





納得するかはともかく、
著者が筋を明確に提示していているので、
新書版ということもあり2時間ほどであっさりと読めた。

私自身、これまでいろんな歴史小説に出てきた人物が、
歴史の流れの中でどう位置づけられるかが分かり、
点が線になったような気もします。

細かい知見としても、
徳川家康の体形と剣術についての点など、
剣道をやった事のない人間としては驚きの発見でした。

星4つ。☆☆☆☆




副題「バックパッキング340キロ」


ちょっと前に、ここにも書いたが、
著者の遺作のような作品に魅かれる部分があったので、
1999年の作品を借りてきて読みました。

ガイド本としては、もう情報が古いので、
旅行記として読むべき本でしょう。

当時のコースの自然の雰囲気や、
行き違う人たちとの会話・交流の様子がとても気持ちよい。
アメリカの自然と、それを愛する人達の1990年代が分かります。

ただ、最初、単独行として途中リタイアし、
再挑戦ではTVクルーがついて来て様子が一変しちゃうのが、
どうかなあって感じです。
仕方ないこととは言え、場所は同じでも、
全く別の旅行をされている感じで(気候条件も大きく異なる)。

誰の責任でもないと知りつつ、
やはり読み物としては、星3つ。☆☆☆





大阪を中心に、古地図に関する本を、
何冊も立て続けに出されている著者の行った講座を元に作られた一冊。

他の本にも目を通したが、
古地図入門という意味ではこの本から始めるのが良いかも。

星3つ。☆☆☆