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中高生時代の私の愛読書は、古典落語全集でした。
そのせいで、頭の中には江戸に対する憧れがあります。

例えば、佃島
落語「佃祭」がとっても印象的だから。

実際に現在の東京の佃に行ってみたい気もするけど、
様子が変わりすぎてガッカリしそうでもあるし、
まだ果たさずにおります。


その代りっちゃあ何ですが・・・

ご存知の方も多いでしょうが、
こっちの方が本家。

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徳川家康さんと懇意になった経緯などから、
一部の漁民が江戸時代初期に移住したのが、
江戸の佃島の始まりであり、
そこから佃煮も生みだされていきます。


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私もそうでしたが、大坂というと、
アンチ徳川家康、豊臣びいきばかりだったように思われているはず。

まあ大方はそうだったのでしょうけど、
細かい地域史を見ていくと、
意外に大坂の陣の際などに徳川に味方した人達が見つかります。

「いろんな人たちがいた」というのが、
常に歴史の真実なのだろうと思うのです。

例えば、関西の野球好きというと、
ほとんどがタイガースファン&アンチジャイアンツだと思われているでしょうが、
実際には案外ジャイアンツファンも多いのです。

この大阪市の佃の事を思うたびに、
関西にうごめくジャイアンツファンさん達とダブります。

でももしかしたら、当時の佃村の人達は、
徳川に味方したことで居心地が悪かったから移住したのかも?
タイガースファンの私ですが、
ジャイアンツを応援する方々の居心地が悪くなるような言動は、
慎まなきゃなあって思ってはおります。
ついムキになっちゃうから、難しいですけど。