最近の読書メモ





副題として「明治神宮外苑から見る日本の近代スポーツ」。

東京五輪へ向けての再建に関して議論される方は、
全て読んでいただきたい内容でした。

行ったことのない私としても、
東京の近代史って面白いんだなと、気付かされました。

当然書かれているべき本であり、星4つ。☆☆☆☆





新書版で「箱根駅伝」とのタイトルだと、
駅伝の通史なのかと手に取った時には想像したが、
内容は近況に関するものでした。
有名監督へのインタヴューとか。

日本の長距離陸上の未来との関係も語られていて、
面白いっちゃあ面白い本でしたが、
過去についても、現在についても、未来についても、
ちょっと物足りない思いがしたのも確か。

この本をきっかけに、いろんな関連本を読みたくなったので、
その意味での価値は高かったかな。

星3つ。☆☆☆





様々な媒体に書かれた随筆を集めたもの。
枝雀、仁鶴、ざこば、松葉、千朝、喜丸らについて書かれている。

雑多で全体的なまとまりは無いけれど、
上方の演芸を真に愛し、暖かい繋がりを持つ著者だからこその、
キラッと光る意見があったりして面白かった。

もっと詳しく深く読みたいと思わされる部分も多々ある。
この本も、次の読書へのきっかけとしての価値かな。

星3つ。☆☆☆