ブナの黄葉と石仏の大阪北部散歩



大阪府豊能町から妙見山方面を歩いてきました。

先週、「ブナ」について話題にしましたが、
我が阪神間でブナの木を見たいと思ったら、
六甲山か妙見山が近くて便利です。

よりブナを見つけやすいのは、妙見山

てな訳で、5年ぶりに行ってきました。


ブナは、もう黄葉が終わりかけ。
かなり散ってしまっています。
一週間前なら、もっと綺麗やったんかなあ?

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そうそう、ブナよりも、シラキを見に行ったのでした。
実のところ、同定に自信はないのですが、
たぶんこの美しい紅葉がそうでしょう。
ブナ林より、ちょっと標高の低い地点で見つけました。

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妙見山から、光明山、天台山を経由し下山していくと、
多くの古石仏と出合う事が出来ます。

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川尻北の谷多尊石仏です。
横の五輪塔には1580年と書いてあるそうな。
本能寺の変の2年前である。

殺伐とした時代だったのではと勝手に想像しているが、
なんと優しげな像であることか。
いや、殺伐としていたからこそ、
この感じが必要とされていたのか。

一方、戦国時代には、
キリシタンの勢力が近かった地域でもあります。
そんな影響もあったのでしょうか。


などなど、心豊かなる大阪北部散歩でした。
今日は大阪マラソンで、
「いかにも大阪」的な地点がいろいろと紹介されます。

せやけどね、ブナだって大阪、石仏だって大阪。
いろんな層があるんやでぇ。