通うのは山と会話をしたいから
◎「通うのは 山と会話を したいから」
◎「サルだった 頃を偲びつ 森をゆく」
◎「台風の 爪跡越えて 紅葉狩り」
上の写真は、近所の山域で最も多いと思われるコナラ。
特に素晴らしい黄葉ではないですが、
陽が当ると輝いて、思わずため息が出ます。
これから強風が吹くらしいですし、
コナラやクヌギの葉がもうすぐ落ちて、
山道に積もり、歩き難くなります。
道のデコボコが分からなくなるので、結構たいへん。
今後しばらく、日没の早さと共に、山歩きの難敵になります。
で、昨日、
冬尺蛾がたくさん飛んでいたのは、
そんなコナラなど上層の落葉樹の葉が落ち始め、
昼間の林内が幾分明るくなって来たからでしょうか。
慌ただしく飛び動くので、
ちゃんとした写真はありません。
でもって、私の知識では同定もできませぬ。悪しからず。
あれだけ数多くの蛾がいるということは、
同じかそれ以上の幼虫が存在したということだ。
そして、相当量のエサを食べたはずでもある。
でも見かけなかったなあ。
そうそう、話は変わります。
11月には複数の山域を歩きましたが、
一番目に付いたのは、8月の台風豪雨の爪跡でした。
崖が崩れ、山道がえぐられているのを、複数個所で。
芦有(ろゆう)道(芦屋と有馬温泉を結ぶ)が、
まだ通行止めだったとは知らなかった。
ここには路線バスが走っています。
滅多に利用はしないものの、
六甲山中を歩く際、何かトラブルがあっても、
芦有線のバス停まで行けば何とかなると、
転ばぬ先の杖として常に頭にあった路線です。
早く復旧して欲しいと願うと同時に、
台風11号の凄まじさを初冬になって改めて思い知らされています。