武庫川町のクス



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◎「古樹見れば 墓場も僕の 通過点」


我が宝塚市の中心付近に、
武庫川町という場所がある。

宝塚駅から、
歌劇場前を通り、
手塚治虫記念館横を抜けた辺り。

私にとってちょっと不思議なのだが、
この辺りには結構大きなクスノキが何本かある。

胸高周囲約5mという市内最大の木も、
ここにある。
直径にすると1.6m程になる。

クスの巨木ってのは、
社寺の境内や古い屋敷地にある場合が多い。

しかし、この武庫川町のクスたちは、
道路横にあったり、
現駐車場の中にあったり。

クスは割と成長の早い木ではあるが、
樹齢100年は恐らく越えていて、
江戸時代からのもあると想像するのだが、
どうだろう?

当時、ここはどんな場所だったのか?

気になっていろいろと調べたが、分からない。
とことん調べるとしたら、
宝塚市史」をひも解くしかなさそうだが、
ちょっとそれは面倒だと躊躇しているところです。

だから、こんな中途半端な記事で申し訳ない。


ちなみに、ここは武庫川のすぐ横。
武庫川はかつては暴れ川として知られていて、
頻繁に洪水を繰り返していたそうです。

明治期から朝鮮人労働者などを大量に使い、
治水工事を行った結果、
今のほぼ真っすぐな武庫川が生まれました。

でもここは、
川沿いであっても
洪水被害には遭わない場所らしいと、
明治より昔からあったと思われる
巨樹たちは教えてくれる。

出自が分かれば、
きっと、もっといろんなことを
教えてくれると思うのだが、
なかなか・・・