トゲシバリ? 地衣類で途方に暮れる



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近所の山歩きをする際、昨年来
分からないながらシダはきちんと見るようにしている。

今年に入り、
コケ関係の本を数冊読んだり眺めたりして、
コケも常に目に入れるようにしている。
同定は全く出来ていないけど。

順番に科学的意味はないが、
シダ→コケと来ると、次は地衣類なのである。

私が頻繁に歩く行者山東観峰あたりは、
植生分類で言うと「アカマツ-ハナゴケ群落」となる。
このハナゴケが、
コケと名はついているが、地衣類である。

せっかくだし、探してみようと思ったのだが・・・
見つかりませんでした。

その代り、たくさん生えていたのが、
ハナゴケ科のトゲシバリと思われるもの。
たぶんそうだと思うんだけど、自信は皆無です。



地衣類で困るのは、
出版されている入門書が非常に少ないこと。
お手軽な図鑑も、どうやら無いようです。
困ったもんです。

数年前、古墳について勉強しようと思ったら、
ちょうど歴女さんの中に古墳好きが出てきていたようで、
彼女たち向けの本だったり、
古墳好き女子の書いた本があったり、
そんなのが入門書としては役に立ちました。

コケに関しても、
最近はコケ女さんってのがいるらしい。
これもコケの世界への導入としては、
なかなか優れていると思います。

地衣類に関しても、
「地衣女」ってのが出て来て、
分かりやすい本かムックを書いてくれんかなあ!

そんな風に思っていたところ・・・

「フィールドの生物学」シリーズの中に、
琉球列島のススメ」ってのがあり先日記事にしました。

この著者のブログをチェックしたら、
著者の先輩で生物系の著作を多数書かれている
ゲッチョさんこと盛口満氏と共に、
地衣類に詳しい先生とご一緒されたとの記述があった。

こりゃあ、来年あたり、
盛口先生が地衣類の本を書いてくれるとか!?

そうなったら、めっちゃ嬉しい!

ちょうど昨日、
盛口先生の「雑草が面白い」を読んだところ。
地衣類に関しては、途方に暮れるばかりですから、
まずは読みやすいナビが欲しいのです。

書いてくれんかなあ!!!