スズメバチが多かった週末の雑感




この土日、何度もスズメバチに出会いました。
さすが10月。

種類の同定が瞬時に出来る程の知識は無いので、
以下、単に「スズメバチ」と書きます。
「キイロスズメバチ」だろうなとは思ってますが。


ただ、気が立っている雰囲気のハチとは出会わず、
刺されることも、警告されることもなく、
無事帰宅できました。

でも、急坂の石段を登ったら、
すぐ足もとに三匹ほど固まっていたのには、
ちと肝を冷やしました。

その他にも、イヌザンショウの実を眺めていると、
目の前に羽音を立ててホバリングして、
黄色い顔を近づけて来たので、
思わず後ずさりしてしまったり。
後が崖でなくて良かったです。


ところで、個人的な勘でしかないけど、
スズメバチが多い山域と、
少ない山域があるような気がします。

その違いは一体何なのだろう?


また、昨年来、宝塚の山々は、ナラ枯れが目立ってます。

枯れてしまった木とは別に、
樹液を出して頑張っている木があります。

だから、近年は、
通常より樹液を出している木が多いだろうと思います。

ってことは、スズメバチを含め、
樹液をエサにする昆虫にとっては好都合で、
数も増えるんじゃないかと思いきや、
特にそんな傾向があるようには見えません。

樹液を出しているコナラの木も、
虫たちに無視されているように思えます。

一方、大して樹液を出しているようには見えない
シラカシの木に大量のハチやハエが集っている事もある。

不思議なものですね。


私は、スズメバチが怖い。
山歩きで一番コワイのがスズメバチです。

怖いからこそ、その生態を知って対策したいと思うが、
よく分からない事が多すぎます。


そうそう、山で怖い生き物と言えば・・・

この夏、ヤマカガシを何度か見かけて、
記事にもしました。
特に怖いとも感じなかったから、写真も撮った。

先日、とある自然観察系の本を読んでいると、
ヤマカガシの毒の血清は、
沖縄、東京、群馬にしかない、って書いてありました。

えっ!? 関西には無いん!?

それを知って、遅ればせながらビビり始めております。
ま、遅行性の毒らしいし、間に合うようだけどね。