マグワ


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100%の自信はないですが、
マグワの木の雄花だと思っています。

ヤマグワと確実に見分けるには、
花柱の長さで区別するそうだけど、
雄株ですからね。

一応、昨年の秋に葉の形や照り具合を見て、
マグワと判断しました。


で、これが本当にマグワだとして、
どういう経緯で宝塚市の住宅地にあるんだろうって、
以前から考えています。

近世以降の阪神地域での養蚕って、
聞いたことがないもので。

宝塚市史」を斜め読みしても、
見当たりませんでした。

資料に残らない小規模の養蚕はあったということか?
学校の授業や理科クラブでカイコを飼った、
なんて話も聞いたことあるけど・・・

カラスが種を運ぶにしても、
どのくらいの時間で、
どのくらいの距離まで広まるんだろう?

それとも、もっと古い時代に行われていた名残なのか?
ご近所の大阪府池田市には
「呉服(くれは)神社」というのがあるように、
渡来人の時代にはあったはずですから。


そんな空想を広げてくれるマグワの木。
まずは、雌株を探さなきゃ。