変形菌探し



さて、前回「ススホコリ?」で書いたように、
変形菌(粘菌)に注目して、近所の山を歩いてみました。

まず、全くの素人なので、
以下に間違いなどあるかも知れません。
ご指摘いただければ、幸いです。

先週、ススホコリの仲間っぽいのを見かけたのをきっかけに、
近所の図書館で、変形菌関連本を二冊借りました。

その程度の知識で、果たして何が見つかるのか・・・


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まず、ススホコリ(キフシススホコリ?)の様なものが、
あっさりと見つかりましたです。
二回目の出会い。


これに勇気をもらって、歩を進めると、
ムラサキホコリ(オオムラサキホコリ?)が!

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どの本にも載っている変形菌らしい変形菌の子実体です。
一つ見付けると、次々に出会う事が出来ました。
かなりの数がありますね。
これまで見落としていた自分が恥ずかしい。


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ウツボホコリでしょうか?
これまでなら、木くずだろうと見逃してたと思います。
「探そうとする意志」って、重要なんですね。


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ツノホコリでしょう。
これは以前から、何度も見つけてました。
でも、「原生粘菌」という分類だそうで、
変形菌には入ってないらしい。
ま、一応、仲間ってことで。



さて、以下は素人の悲しさ、だと思って下さい。

「変形菌かな?」と思ったけど、
よく見ると違う、というパターンです。
帰宅して調べると違った、という例も多かった。


まず、枯れ木に、ネバっとした物があったので、
「やった!」と思ったら・・・

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ヤマナメクジの身体の一部が見えていただけでした。
ほじくり返して下に落としたら、怒ってた。


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枝先に、白い付着物。
これは今の季節たくさんあるので、
すぐに分かりました。
アオバハゴロモの幼虫ですね。


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迷ったのが、これ。
キシワタケの幼菌じゃないかと思うのですが、
どうでしょうね?


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最後に、枯れ木の下面が真っ黄色!
変形菌にしては巨大すぎるし・・・
コガネネバリコウヤクタケかなって思ってますが、
全く自信はありませぬ。


てな訳で、素人が一人で勝手に変形菌探しをすると、
自然の他の分野の勉強にもなると分かりました。
特に、普通の菌類とか、地衣類とか、
やればやるほど、そちらの知識も増えそうです。

限界も感じてはおりますけど、
もうちょっと続けてみるつもり。