チャイロスズメバチ


8月も終盤です。

暑い夏も終わり、9月となると、
山歩きではスズメバチに注意しなくちゃなりません。
そういう意味では、楽なだけの季節なんてない。

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さて、コナラの樹液酒場に見慣れぬハチがいると思ったら、
チャイロスズメバチでした。

あまり数は多くないスズメバチで、
私も見るのは初めて。
(近畿では滋賀県で準絶滅危惧)

モンスズメバチなどの巣を乗っ取るという変わった生態のハチで、
性格は攻撃的、
「執拗」と書かれているサイトもある。
そして刺されると、かなり痛い、と。

いろんな生物が周囲にいるのは嬉しいが、
一方で嫌な奴もいるってことだ。

俺だけは刺さんといてや、と願うばかりです。

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せっかくなので、奴らの様子をしばらく見ていたのですが、
せかせかと樹液酒場上を動き回り、
カナブン(だと思う)にしつこくケンカを売って追い出したり、
ネット情報の通り、
あまりよろしくない性格の持ち主らしい。

普通、樹液酒場のハチって、
自分の場所を確保したら一心不乱に樹液を吸うのだけどな。

人間の酒場にも、たまにこういう人いるなあ。
皆が大人しく飲んでいるのに、
いちゃもんを付けて場を乱すやつ。


そんな迷惑なスズメバチの増える秋。
早く来てほしいような、来てほしくないような・・