樫ヶ峰の秋




さて、水の旨さが体にしみた樫ヶ峰は、
晩秋近しとなっており、
さまざまな葉が色づいておりました。

さすがにカエデ類は、まだ先のようでしたけど。

ところで、毎年思うのですが、
紅葉の写真って、腕の差が歴然と出ますよね。

私のような下手糞では、
どうにもこうにも美しさが表現できませぬ。

てな訳で、数で勝負だ!


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左上:ヤマウルシ黄葉、右上:ヤマウルシ紅葉
左下:ヌルデ、右下:ハゼノキ

やはり今の時季、一番目立つのはウルシ科。
特にヤマウルシが主役です。
黄色になるのと、赤になるのと、
何が違うんだろう? 立地?


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左上:コナラ、右上:ソヨゴ
左下:ヘクソカズラ、右下:タカノツメ

コナラは、この辺りの山の王者であります。
見ごろは11月終盤。
ヘクソカズラ黄葉って、意外と美しい。
実も奇麗だし、花も魅力的だし、不思議な存在。
タカノツメとコシアブラはセットで写真にしたかったが、
コシアブラは適当な木が見当たりませんでした。


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左上:エノキ、右上:イタドリ
左下:ナツハゼ、右下:ツクシハギorヤマハギ

イタドリは、時々、ドキッとするほど美しい紅葉がある。
ハギは、葉だけになっちゃうと、私は同定できません。
エノキは町中にある単独木の方が見栄えがするかな。


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左上:イソノキ、右上:カマツカ
左下:ツタ、右下:クロモジ

カマツカとツタは定番でしょう。
クロモジの見ごろはもう少し先。


ついでに、咲いていた花も。


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返り花二種。
左:イヌツゲ、右:ヤマツツジ

モチツツジも咲いていたのですが、
奇麗には撮れませなんだ。


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キク科シオン属二種。
左:ヤマジノギク、右:ノコンギク

ヤマジノギクは、数輪が残るのみでした。
ノコンギクは、最後の繚乱って感じ。
イナカギクも見かけましたが、写真はなし。

あと、キク科では、
コウヤボウキとアキノキリンソウが至る所に。
ヤクシソウも残ってました。


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リンドウ科二種。
左:センブリ、右:リンドウ

この場所でリンドウを見つけたのは初めて。
めっちゃ嬉しかったです!

こんな感じの11月初めの樫ヶ峰でした。
ご覧いただき、ありがとうございました!