川柳・俳句・短歌(もどき)

敵を知る努力をせずに敵だらけ

◎「敵を知る 努力をせずに 敵だらけ」 不思議なのである。 今は五月上旬。 例年なら、この時期になると、 イネ科花粉症の症状に悩まされているはずだ。 それが今年は、ほとんど無い。 前もって購入しておいた、 アレルギー用の目薬も未開封のまま。 治ってし…

蚊目線で夏の山服選びたい

◎「蚊目線で 夏の山服 選びたい」 このブログにも確か書いたが、 正月頃にスポーツウェア福袋を買ったら、 夏用のものも入っていた。 通気性が良く、とっても涼しい。 暑かった先日、 試しに着て近所の山に行ったのだが、 足元の花の写真を撮ろうとしゃがみ…

屋上に置けど地蔵は同じ顔

◎「屋上に 置けど地蔵は 同じ顔」 ◎「歩いても 違う星には 近づけぬ」

巻き込まれた人には見える渦の内

◎「巻き込まれた 人には見える 渦の内」 ◎「似て非なる 物を創って 神は笑み」

四月の暑藪蚊一匹殺しけり

◎「四月の暑 藪蚊一匹 殺しけり」 ◎「ササ咲けど 僕の馬券は 当たらない」 日曜日、今年初の藪蚊に遭遇! 私もちょっと驚いたが、 向こうも半袖の我が腕に停まったものの 刺すのに手間取ったみたいで、 簡単に仕留めることができました。 メマトイやブユはも…

逃げるなら秋がいいよと山が言い

◎「逃げるなら 秋がいいよと 山が言い」 脱走し、広島県の向島に潜伏中かとされる事件。 私は小さい頃から、 警察やら、何かの組織やらに追われ、 逃げまくるという悪夢をたびたび見てきたので、 「昔よく見ていた夢に似てるな」 と、他人事とは思えぬ気分で…

馬は無口それが私の命綱

◎「馬は無口 それが私の 命綱」 ◎「馬券には不要 セカンドオピニオン」

和願施も入れれば彼は三刀流

◎「和顔施も 入れれば彼は 三刀流」 「わげんせ」 仏教用語の無財の七施のうちの1つ。 人に対して笑顔で優しく接すること。 と、検索したら、出てきました。

半歩ずつ登って坂と友になり

◎「半歩ずつ 登って坂と 友になり」 ◎「心あれば 地霊が消える ことはなし」 ◎「地に足が なかなか着かぬ その訳は 多分地球が 僕を避けてる」

冷笑も練習すれば上手くなる

◎「冷笑も 練習すれば 上手くなる」 ◎「爆弾も 百億人は 殺せない」 ◎「威張り方 知らぬ人だけ 威張ってる」

魂が彷徨うために夜はある

◎「魂が 彷徨うために 夜はある」 ◎「燃えたって 灰にはならぬ 木々の夢」

確かめる心とともに震災忌

◎「確かめる 心とともに 震災忌」 ◎「日記には 無事を祈った 日々がある」 ◎「無力とは 何かと思う 七年後」

日本から和式トイレが消えてゆく

◎「日本から 和式トイレが 消えてゆく 雪女には 酷な時代よ」 ◎「札束で ぶん殴りたい 奴がいる 鏡を見れば いつでもそこに」

太陽の向こうに半年前がある

◎「太陽の 向こうに半年 前がある」 ◎「今の世が 闇なら怖い 黒い糸」

スポンジも人の不幸は吸い込めぬ

◎「スポンジも 人の不幸は 吸い込めぬ」 ◎「先見の 明がないから パン焦げる」

超音波出しつコウモリ空を舞う

◎「超音波 出しつコウモリ 空を舞う あれで歯磨き できんもんかな?」 ◎「手と足の 目指す所が 同じなら 僕もパカパカ 歩くのだけど」 今使ってるやつの調子がイマイチだから、 新しい電動歯ブラシを買わにゃならんかも。 値段はピンキリなのだが、 やはり高…

待ってればいつかは終わる高笑い

◎「待ってれば いつかは終わる 高笑い」 ◎「虚しさに 理由は無いと 知る大人」 ◎「鼻くその 方が僕より 策士なり」

言葉しか磨くものなし不惑以後

◎「言葉しか 磨くものなし 不惑以後」 ◎「僕の屁は 僕自身より 正直だ」 ◎「七色の 恥を抱えて 生きてます」

僕が死ぬ頃には閻魔もAIに

◎「僕が死ぬ 頃には閻魔も AIに」 ◎「世は終わり 知恵が翼に ならぬなら」 ◎「時々は エロさもほしい 乾電池」

救われた気分になれる顔がある

◎「救われた 気分になれる 顔がある」 ◎「カツ丼は 力を抜けと 言っている」 ◎「北風は 耳が邪魔だと 思うはず」

執念は孤独の国のパスポート

◎「執念は 孤独の国の パスポート」 ◎「帰ろうと 言えば魔法が かかる靴」

感謝の意いつも心は目分量

◎「感謝の意 いつも心は 目分量」 ◎「すべての山に どうやら裏が あるらしい」 ◎「常識に 毒されている 川がある」

月食も仮想のごとし雲の上

◎「月食も 仮想のごとし 雲の上」 天気予報によると、 関西中部では、難しいのでは、とのこと。 実際の姿を拝みたいものですが・・・

夢を前に筏はいつも未完成

◎「夢を前に 筏はいつも 未完成」 昨年、「切手のないおくりもの」という曲を探す中で、 WANIMAのカヴァーに出会いました。 以来、彼らの曲を注目して時々聴いていたのですが、 紅白にも出ちゃったりして、 「超」がつく大物なんだなと改めて認識。 よく知ら…

冷えて知る身体に芯があることを

◎「冷えて知る 身体に芯が あることを」 野菜室に放り込んであるリンゴも、 「芯まで冷える~」って思ってるんだろうか?

雨を見つバケツと語る震災忌

◎「雨を見つ バケツと語る 震災忌」 ◎「当たらない 天気予報が 懐かしい」 ◎「分らぬと 言うベテランが 頼もしい」

本を読み暗い気分になった夜は

◎「本を読み 暗い気分に なった夜は 一つ余分に 句を作り寝る」 ◎「ボロ凧と 仮想通貨は すぐ落ちる」 ◎「あくびなら 失敗しても かまわない」 ◎「百均は 客の根気も 試してる」

悲しみは負けた競馬の帰り道

◎「悲しみは 負けた競馬の 帰り道 買ったミカンが 二個腐っとる」 この冬はミカンが高く、 一袋400エン程出しても 7つくらいしか入ってない。 だから余計に、 腐ってるのが入っていると腹が立つ。 ちょっと今年は腐っているのが多いような気もする。 慎…

どんな人も一度は神に好かれてる

◎「どんな人も 一度は神に 好かれてる」 ◎「苦悩せぬ 遺伝子なんて クソである」 ◎「髪の毛が 道に落ちても 目立たない」

照れ屋さん死後も星にはならないよ

◎「照れ屋さん 死後も星には ならないよ」 ◎「五階にも 信頼できる 人はいる」 ◎「米が美味 明日も同じと 願いたい」