悪茄子ほんにお主はワルよのお

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川柳「悪茄子 ほんにお主は ワルよのお」





高野川の土手で、ワルナスビ(悪茄子)の花が咲いてます。

白い花びらと、黄色い雄蕊の可憐さを見ると、
「悪」ナスビとは、ひどい命名だと思われるかもしれません。

でも、こいつは間違いなく、悪い奴です。

トゲトゲなんですよ。トゲトゲ。

この花、6月頃から咲き始めました。
なかなかいい花なので写真に収めておいて、
そのうち名前を図鑑で調べようと思いつつ、そのままにしてました。

そうこうしている内に、どんどん繁殖し、枝葉を伸ばし、
イネ科の植物やヒメジョオンと一緒に土手を占領してしまいました。

こうなると、「きれい」なんて言ってられません。

短パンで散歩していて、うっかり踏み込んだら大変。

また、道にまで枝葉を伸ばしてきたので、
普通に散歩したり、自転車で通るだけでも、
トゲで痛い思いをする可能性がありました。

梅雨が明けたころに草刈をされ、ほっと安心していたのですが、
驚異的な復活力で、すぐまた花が咲き始めました。
ま、今のところ背は高くないので、迷惑度は低いですけど。

改めて、写真にとって、図書館の図鑑で名前を調べて、
「ワルナスビ」と判明。笑っちゃいました。
名付けたもんですねえ、牧野さんですか。

美しくて、人を傷つける物を持っていて、
繁殖力が強くて、退治するのも難しい。
「悪女」そのもの?