クスベニヒラタカスミカメ (続き)




クスベニヒラタカスミカメという、
クスノキを食害するカメムシが急増中という。

実際に被害が出ているのかどうか、
本日朝、宝塚市末広公園のクスノキを見てみると・・・

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おー!
葉裏に無数の斑が見られますね。

・斑が集中している
・裏にも同じ位置に必ず斑がある

が、クスベニヒラタカスミカメによる食痕の特徴とのこと。

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同じ葉の表裏を並べてみました。
裏の写真は左右を反転させています。

特徴は一致します。
クスベニヒラタカスミカメの食痕なのでしょう。

ほとんどの木に見られましたし、
わが近所は、もう蔓延状態であるようです。

しかし、素人目には、樹精が弱っているようには見えず、
葉が異常に落ちている状況も確認できません。

木にとって、どれくらいのダメージなのか、
現時点では分かりかねます。

大したことないのなら、良いのですけど。

ちなみに、カメムシ自体は、
一匹も確認できませんでした。
もう12月ですから、当然でしょうか。


一点だけ、
カメムシ被害と関係あるのかどうか分かりませんが、
頂芽の曲がっているのが、
被害木で散見されました。

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クスノキを、病虫害という視点で見たことがなかったので、
これが普通のことなのか、何らかの異常なのか、
私にはよく分かりませぬ。

しばらく、観察継続していきたいです。