#生物学

ヌルデハベニサンゴフシ?

※8月19日。同じものですが、写真を追加します。 住宅地裏のヌルデの木に真っ赤な虫こぶ。 ほんと、真っ赤っか! ざっと検索で調べたところでは、 ヌルデシロアブラムシが作るいわゆる「五倍子」ではなく、 ヌルデハベニサンゴフシですかねえ??? ヌルデハ…

裏山の奇人

小松貴「裏山の奇人: 野にたゆたう博物学 (フィールドの生物学) 」 昨年の夏に出版された本。 私はこれを名著と呼ぶ。 ただの昆虫本ではなく、 「自分のことを分かって欲しい」的な要素がたっぷりあり、 そこの面白さも加味されての素晴らしさ。 正直、タイ…

ごちそうさまでした

イタドリの葉が、きれいに食べられていました。 イタドリハムシの幼虫の仕業でよろしいのでしょうか? 情報量が多くないので、私にはよく分かりません。 コウヤボウキの葉も、まあまあ綺麗に食べられていました。 これは検索しても、 何者の仕業なのか出て来…

リョウブ

昨日、宝塚市北部の大峰山に登りました。 久々であります。 私にとってアプローチも楽で登りやすい山なのですが、 数年前に足を痛めた嫌な記憶があるので、 どうも遠慮しがちなのでした。 足を痛めたのは、山のせいではなく、 私自身の油断・ウォーミングア…

葉っぱ(読書雑記)

この2~3カ月ほど、 我が読書の中心は図鑑でした。 特に、林将之氏の実物スキャンの出版物が、 私にとっては非常に有用で、 図書館で何冊も借りては長く眺めさせてもらいました。 ◎「樹木の葉 実物スキャンで見分ける1100種類 (山溪ハンディ図鑑)」 ◎「樹…

ジムグリの幼蛇

ジムグリは、かつて見た事があるような、ないような・・・ コンデジで不鮮明な写真を撮って、 「たぶん、ジムグリ・・・かな?」程度の認識でした。 でも今回のは間違いなさそうです。 30センチほどの幼いヘビだったから、 逃げるスピードも遅く、こうやっ…

ハラビロカマキリ

先々週、市内の山歩きコースへ行く途中に見つけました。 ハラビロカマキリ君だと思います(違ってたら、すみません)。 しかし翅の様子がヘン。 成虫への段階で、こんな状態があるのでしょうか? それとも脱皮直後かなにかなのか? 昆虫の翅は、翼とは呼べな…

訂正! 訂正! ケバエでした。 原題「何蛾の幼虫でしょう?」

※気味悪いと思われる方も多いでしょうから、 写真は下の方に貼る事にします。 訂正:最初、てっきりこれは蛾の幼虫だと思い込んで、 記事に書きました。 しかし、どうやら「ケバエ」の幼虫らしいです。 写真の下、記事投稿時の文章はそのまま残しておきます…

「ひっつきむしの図鑑」

先に記事にした、河原で刺さったトゲについて調べようと、 北川尚史監修「ひっつきむしの図鑑」を借りた。 なかなかよい感じの本でして、 全ての図書館はこれを常備するべきだと思いました。 この本の最後に、ひっつきむしの方言、というページがある。 全国…

ユリカモメ

今日も日差しのきつい一日になりました。 ママチャリでぶらぶらしたけど、暑かった。 ちゃんと帽子を被って出掛けたのですが、 あいにく通気性の悪い冬用だったので、 蒸れて気持ち悪く感じていたところ、 ちょうどユニクロがあったので夏用のキャップを購入…

「帰化植物を楽しむ」

近田文弘・清水建美・濱﨑恭美編の2006年の本です。 この手の本を眺める程度に読むのはよくやる事です。 今回は、震災や原発について考えるばかりではシンドイので、 息抜きの目的もあって、図書館で借りてきました。 で、いろんな文章の寄せ集めなので…

今本淳「かわいいウミウシ」

またまた、図書館で何気なく借りてきたもの。 眺めていて、呆れる程のウミウシの美しさと愛らしさに、 ノックアウトされてしまいました。 生命の神秘とか、いろんな表現はあるでしょうが、 「こりゃ一体、どーなってるんだ?」 というのが私の素直な感想でご…

日高敏隆「セミたちと温暖化」

昨年亡くなられたこの先生のエッセイは、 高い評価が確立されているように、どれもとっても面白いです。 この本も、ボウフラを混乱させる実験とか、 バタフライガーデンを作り軌道に乗せる苦労とか、 意表を突かれたり、大納得したり、大変満足して読了しま…

ヤモリ

先週、部屋にヤモリが入っているのを見つけた。 東南アジアにしばし住んでいた私にとって、 部屋の中にヤモリがいるのは懐かしい光景です。 あっちのは「ケケケケケ」と鳴いてたよなあ。 でもまあ外に出してやるべ、と壁に手を伸ばしたところ、 ポトっと積ん…

平野伸明「身近な鳥の図鑑」

こういう本が好きなのです。 「図鑑」というのは、手元に置くだけでワクワクします。 それは子供の頃から変わりません。 ただ、私が子供の頃と比べると、 図鑑の方がより魅力的に変わってくれました。 当時の図鑑の絵や写真は、 良かれ悪しかれ「標本」的だ…

ただ一縷ホタル寒がる夜となり

◎川柳「ただ一縷 ホタル寒がる 夜となり」 先週あたりから、ホタルが飛びだしている。 ところが昨晩見に行ったところ、随分と数が減っていた。 飛んでいるのは皆無で、草むらの中で光っているのが見える程度。 かなり寒かったですからねえ。 人間も、ホタル…

植物は強い!!!

’ 先日、悲惨な大雨洪水被害が出た佐用町は兵庫県の西の端。 こちら東の端の武庫川水系では、大きな被害は無かったものの、 約10日前に大雨があって、かなりの増水がありました。 そのちょっと後の記事がこれ。 http://blogs.yahoo.co.jp/ichiyasu_ichiyas…

風に吹かれて、毛虫がゆれる

以前から、 こうやってぶら下がっている幼虫が不思議で仕方ありません。 この季節、森林の中を歩いていると、 しょっちゅう見かける光景です。 こんな大きな毛虫もあれば、小さな尺取虫くんも、 吐き出した糸でぶら下がっております。 一体、何のため? 毛虫…