#短歌

言葉では言い尽くせぬは恥なれど

◎短歌もどき「言葉では 言い尽くせぬは 恥なれど やはり非力で 言い尽くせない」 小説家・開高健が「筆舌に尽くしがたい」の様な表現は、 言葉のプロとして恥だと、書いていたような記憶がある。 記憶違いだとしたら、申し訳ありません。 今回の件で、 さす…

わびしさはちょっと足りない福引券

◎短歌もどき「わびしさは ちょっと足りない 福引券 さりとて落ちて いるのは拾えず」 本日は、法然上人の命日であり、800回忌なのだとか。 私にとって、一番好きな日本の歴史上の人物です。 それにちなんだ記事なり川柳なりを作りたかったのだが、 なーん…

我が死後はどでかい墓を作ってね

◎短歌もどき「我が死後は どでかい墓を 作ってね カケラ欲しがる 人もあろうし」 有名な賭博師の墓石は、しばしば欠けていると聞く。 あやかりたいと思う不届き者が、 夜な夜なトンカチ等を持ち込んで墓を欠き、 カケラをお守りにでもするらしい。 私自身、…

恥の数片手で足ると言ってみる

◎短歌もどき「恥の数 片手で足ると 言ってみる 指では無くて シワの数なり」 わっはっは。 我が人生の恥の数は、片手で数えられるのである。 シワでも無くて、細胞の数だったりして。

強風で自転車倒れハンドルが

◎短歌もどき「強風で 自転車倒れ ハンドルが 犬のウンコの 横という危機」 冬型の気圧配置とのことで、風の強い近畿地方でした。 山歩きの遊歩道の入り口付近に自転車を停め、 しばらくして帰ってみると、自転車が倒れておりました。 起こそうとハンドルに手…

復縁を競馬の女神に迫れども

◎短歌もどき「復縁を 競馬の女神に 迫れども 会った事すら ないと言われそう」 男が女に復縁を迫った末、殺人事件になる。 復縁を「願う」なら分からなくもないが、 「迫る」ことでの成功率ってのは、どれくらいなのだろう?

選挙カー喧しいから窓閉める

◎短歌もどき「選挙カー 喧しいから 窓閉める エアコン付けて エコじゃないよな」 うるせえぞっ!!!!!!!!!!!!

郷土本古希なる著者の紹介に

◎短歌もどき「郷土本 古希なる著者の 紹介に 携帯番号 出ててもやもや」 図書館でとある地方の写真集を借りた。 夜、ぼんやり眺めるのに最適だったので。 すると、最後の著者紹介の欄に、彼のケータイ番号が載っていた。 ど、どうなんでしょ、これ? 見ると…

負け続けくわえる指も無くなった

◎短歌もどき「負け続け くわえる指も 無くなった 足の指でも くわえてみようか」 「指をくわえる」とは、面白い表現だなって思います。 昔、金持ちの子供がバナナなんかを食べているのを、 貧乏の子らが見つめてる、という感じでしょうか。 今の世の中では、…

ボロ眼鏡ガムテープにて直す奴

◎短歌もどき「ボロ眼鏡 ガムテープにて 直す奴 妙に馬券が 上手い憎さよ」 随分前のことを思い出した。 競馬場だったか、場外馬券売り場だったかで、 私のすぐ近くにいたオッサンが、 ガムテープで修繕した眼鏡をしていたのである。 レンズ部分は無事で、 フ…

あれよあれよ

◎短歌もどき「世の中に あれよあれよが なかったら 楽しめるのか 詰らないのか」 不思議なんですよねえ。 「あれよあれよ」という状態って。 昨日のタイガースとカープの試合についても、 なぜあのようになってしまうのかさっぱり分からない。 あれよあれよ…

おいこらと見知らぬ女性をなじった夜

◎短歌もどき「おいこらと 見知らぬ女性を なじった夜 腰痛オバケが 見え隠れする」 昨日のこと。 とある公衆トイレの大きい方でしゃがんでいると、 突然、電気が消えて真っ暗になった。 ビルの地下のお手洗いである。ほぼ完全なる闇だ。 紙を片手に、動けな…

青空の話し相手になりたくて

◎短歌もどき「青空の 話し相手に なりたくて 頭の中を 真っ白にする」 雲になっちゃえ。

お手並みを見ている内に足並みが

◎狂歌「お手並みを 見ている内に 足並みが 乱れてしまう 月並みな長」 寒かったですねえ。 ひつじ雲(だと思う)が足並みを揃えて空に浮かんでおりました。 春は足並みが揃わぬようです。 ええっとね、「○並み」って他に何かありましたっけ? あったらまた別…

楽しみは仲間割れした詐欺師らを

◎独楽吟「楽しみは 仲間割れした 詐欺師らを 部屋に閉じ込め 覗き見るとき」 久々に独楽吟でござりまする。 部屋に閉じ込めて、どうなるのか見てみたい人たちっています。 いろいろと妄想が広がって、楽しいもんですよ。 政治家だったら、あの人とあの人とか…

越え方の分からぬ壁に囲まれて

◎短歌もどき「越え方の 分からぬ壁に 囲まれて 時ばかり経つ 時ばかり経つ」 最近、「越えられぬ壁(背中)」についてよく考えています。 個人的な事と、日本社会の事と、両方について。 先人たちがやって来た事を受け継ぎ、それを乗り越えてこそ、 未来に明…

何事も裏目裏目と出た夜には

◎短歌もどき「何事も 裏目裏目と 出た夜には ♪うららーうららー と歌いつつ呑む」 何をやっても裏目、裏目に出る時がある。 馬券買いを続けていると、それが顕著にでる時期がある。 日常の諸事にも、それが反映されてしまう。 ずいぶん前の話である。 昼食時…

夕陽とは天国からの贈り物

◎短歌「夕陽とは 天国からの 贈り物 励ましであり 叱咤でもあり」 震災の日の今日は、とても素晴らしい夕陽でした。 カラスと一緒に、呆然と見惚れてしまいました。 どうもありがとう。

融通小判

’ ええっと、明日は七草ですね。 もう正月気分でもないでしょうが、あと一回だけ引っ張らせて下さい。 今年も、甲山大師さん(神呪寺)へ行ってきました。 そこで求めたのが、これです。 融通小判というものです。 「一粒万倍」というご利益がいいなあ! 万…

ジーンズに古いケチャップ痕がある

◎短歌もどき「ジーンズに 古いケチャップ 痕がある 近寄る犬の 妙な怖さよ」 ずいぶん前のことだけど、 散歩中に暑くなったので公園のベンチで上着を脱ぐなどしていた。 すると、とても立派な秋田犬を連れた人が通りかかり、 気さくに私に話しかけてきた。 …

紅葉を前に嵐で散る無念

◎短歌もどき「紅葉を 前に嵐で 散る無念 メインの前の オケラに似たるか」 山道を歩くと、葉がたくさん落ちていて、 緑色の道になっているのに気付かされました。 きっと、先の台風18号の強風で落ちてしまったものでしょう。 見た目に樹は元気であっても、…

幸せが歩いて来ても困る日や

’ ◎短歌もどき「幸せが 歩いて来ても 困る日や 最終レースも 終わっちまったし」 シアワセさん、歩いて来てくれるのなら、午前中にお願いね。

渋滞も清く正しく美しく

◎短歌もどき「渋滞も 清く正しく 美しく あれよと願う 宝塚トンネル」 我が町、宝塚市と言えば、 歌劇の町、阪神競馬場の町、植木の町、市長汚職の町、、、、、 等が思い浮かびます。 もう一つ、渋滞起点の町ってのも入れておきましょうか。 NHKラジオで…

足が出て目が飛び出して舌が出て

' ◎短歌もどき「足が出て 目が飛び出して 舌が出て いつか競馬に 手を出す日が来る」 さて、このネコさん達は、何を話しているんでしょう? 「夏休み、ちょっと遊び過ぎたねえ。足が出ちゃってさ」 「うちもそう。だからもう、だらっとしてるしかなくって」 …

長雨でうんざり顔の向日葵に

◎短歌もどき「長雨で うんざり顔の 向日葵に 立ちションしたら 化けて出るかも」 こちら兵庫県の阪神地域は、 高校野球の大会が二日連続で順延となったように、雨つづきです。 普段の夏なら、明るい表情を見せてくれる向日葵さんも、 腹立たしそうで、ちょっ…

虫よけのスプレーを蚊に掛けてみりゃ

◎短歌もどき「虫よけの スプレーを蚊に 掛けてみりゃ 仲間外れで 自己嫌悪する?」 この虫よけスプレーを、 人間の身体ではなく、蚊に掛けてみたらどうなるんだろう? 死ぬことはないと思うんです。 でも、仲間に嫌われることになるんだろうなあ。 そして自…

七夕に短冊のごと木の枝に

◎短歌もどき「七夕に 短冊のごと 木の枝に モリアオガエルの 卵キラキラ」 モリアオガエルの卵がありました。 この近所では盗まれるケースが多いとニュース記事もありましたが、 ここでは無事にいくつもの卵かいが見られて、よかったよかった。 土曜日の写真…

若い栗中身は無くて棘だらけ

◎短歌もどき「若い栗 中身は無くて 棘だらけ 競馬帰りの 我に似ており」 土曜日の写真です。 ウグイスとホトトギスがよく鳴いている近所の山では、 栗の実の小さいのが出来ていました。 守るべき中身なんて、まだほとんど出来ていないはずだけど、 棘ばかり…

ロッテより弱いと言われ大逆転

◎短歌もどき「ロッテより 弱いと言われ 大逆転 総裁ならと 言われどーする?」 東国原知事の発言の記事を読んで、何故だか、 1989年の近鉄バファローズと読売ジャイアンツの日本シリーズを思い出してます。 バファローズが三連勝した試合後のインタビュ…

山歩き帰りはバスと思えども

◎短歌もどき「山歩き 帰りはバスと 思えども 川にはまりて 濡れ歩く初夏」 昨日、近所の山の沢を歩きました。 こんなアカガエルがびょ~んと跳ぶようなせせらぎ道を。 何度か歩いているので油断してたんですねえ。 飛び石で流れを横切ろうとしたところ、 一…